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グッドニュース ブンダン教会夫人の証し 続きその2

グッドニュース誌 2017年7月号

ひとつの恨みを抱いて生きる人生だったが、今は笑う

ジョンジョンスク(グッドニュース ブンダン教会夫人)

 

特別の証しシリーズ家族の話2

 

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 2014年3月には、グッドニュース江南(カンナム)教会で神学生の生活を始めた。とても平安で幸せだった。決して脱ぐことができないようだった首かせをはずしていただいて生きることが、どれほど軽いか。 「私にこのような日もあるんだ... !」小さな難しさはあったが、私の人生は、暖かい春の日の花の道であった。砂漠のようだった私の心に水が流れて柔らかい地になって、日差しが照って新芽が発芽した。

 

とりえがなく、むしろいないほうがよいような私たち夫婦を朴牧師は心から応対してくれた。過分なもてなしだった。凍りついた私の心が溶けて開かれた。愛に飢えた私の心に温かい心が伝わるたびによく泣いた。私の心の父が生まれた。

 

なぜ私が苦しいの?

6ヶ月ぐらい過ぎて、夫が難しくなり始めた。神学校で同じ訓練を受けた兄弟たちは、教会に仕えて来たので、夫と多くの点で違いがあった。夫は足りない自分を感じながら「私は教役者になる資格がない」と言って陜川(ハプチョン)に戻った。

 

私の心には、神が引いてくださった明確な線があった。自分の考えを信じて生きていたから、絶え間ない苦痛だったが、導きと世話を受ける生活が温かく幸せだった。自分の考えを信じて生きていた過去20年!その痛みを骨に刻んだので、考えを追う道を二度と行きたくなかった。自分の考えを追う夫について行くことができなかった。しばらくして夫は帰って来て、訓練を終えてグッドニュース円周(ウォンジュ)教会の伝道師として派遣された。

 

山がそびえているグッドニュース円周教会礼拝堂がほんとうに良かった。山が多い慶南山清が私の故郷で私は山が好きで、自然がいい。牧師と信徒たちが、私たち夫婦を喜んで迎えてくれた。ところが、円周でも、夫はよく自分の不足を感じて心が揺れて、そんな時陜川(ハプチョン)に立ち去った。3回目に陜川に行った時は涙がとても流れわんわん泣いた。

 

礼拝堂にぼんやり座っていて「私がなぜ苦しいの?」という気がした。

「夫が行ってしまったからであろうか?私の信仰に問題があると干渉を受けたから?」そうではなかった。自分を捨てないことから来る痛みであった。講壇にかかっている十字架を眺めながら、神が私を捨てたという考えになった。

 

「神が捨てた自分を抱きしめて悲しんでいるんだ。はい、もう捨てられたことを受け入れてみよう!」

陜川に行って、失望の中に陥っていた夫に「朴牧師に行ってみよう」と言った。夫も朴牧師にお会いしたかった。朴牧師に電話をすると、一緒に上がって来いと言われた。道のない私たち夫婦に道をくださる朴牧師を考えると、また涙が出た。朴牧師は、夫の話を聞いて、「君は、私の下にちょっといるか?」と尋ねられた。そのようにお願いしますと頼んだ。

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・・・その3に続く

 

原文は韓国語です。 グッドニュース宣教会の韓国語のホームページから訪問できます。