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宣教師の手記_キム・ハクチョル宣教師編(4話)その2

グッドニュース宣教会

2020年4号グッドニュース誌(韓国語から転用させていただきました)
宣教師の手記_キム・ハクチョル宣教師編(4話)その2

 

タイの宣教の開始、落穂を取る気持ちで

 

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神さまは私をファーストクラスに乗せられました...

タイへ出発する前に宣教のために準備したお金が、航空券のほか200万ウォンだった。その後、宣教で離れる前に釜山に行って礼拝をささげたとき、教会で30万ウォンを宣教費として支援してくれた。

 

出国する直前にある牧師が「少し前に中国に行く宣教師が持っていく荷物が50〜60kgを超たのだが、恵みを受けて追加料金を払わずにうまく行きました。牧師もたくさん祈ってくださ。」と言われた。私たちは家族4人が移民のように行くので、3段の袋が4個となった。その中のバッグ一つに福音組の御言葉テープや月刊「グッドニュース」合本集などが満ちていた。今ではインターネットが発達してそのように持って行く必要はないが、当時は宣教の現場で必要なものだから重量が多くなっても持っていくしかなかった。

 

出国の日、空港で荷物を送ろうとしたら重量が50〜60kgを超えるなって、追加料金30万ウォンを出すことになった。釜山教会でくれたお金を追加料金で出すと思うとむかついた。だから航空会社のスタッフに悩み苦しむ心を表現したところ、罰金を受ける代わりにファーストクラスの4席を与えると言った。当時は飛行機に乗ったことがほとんどなく、ファーストクラスがどのように良いのか知らなかった。

 

「私はファーストクラスは必要ないよ、追加料金のみ出さないようにしてください。」

しばらくもめごとをして飛行機に乗らなければならない時間になり、仕方なく涙を浮かべ追加料金を出した。そしてファーストクラスに乗った。その後24年の間に飛行機を使うこともなく乗ったが、ファーストクラスを乗ったのはそれが唯一だった。振り返ってみると神さまが私に言われたとおりだった。

 

私をとても幸せに平安にタイに送ったのに、私は「200万ウォンを持って、タイに行って私たちの家族がどのように生きる?」と考えてみると、お金を少しでも持って行きたかったのだ。神さまは私たちの家族を祝福されるという事実を心の中心で信じられないので、不安で追加料金を支払わなければならないということだけに陥り、むかついたということだ。

 

 聖書を一冊買いたかった...

私は36歳でタイで新しい生活を始めた。タイ語は子音44個と母音32個、計76個の字母に声調が5つあります。子音も、中子音、低子音、、高子音の三種類に分けられ、母音も短母音と長母音に区分されている。実は私は76個の子音と母音を覚えるだけでも困難なことであった。だからタイを教えてくれる先生を求めたかった、それだけのお金がなかった。

 

後で学習費用を難しいなかでつくり学院に登録したが、外国人に英語でタイ語を教える塾で私は、英語から聞き取れなかった。結局、塾にも通うことができなくて、息子が通う幼稚園の先生に帰宅した時間だけ助けてくれとお願いしたところ、時間がないという理由で断られた。

 

幼稚園に探し続けて行って院長様にお願いをして、その先生が毎日私たちの家に来て、私が知りたいタイ語を1時間録音してくれた。タイ語をどのように発音するか説明してくれても私は聞き取れないから録音だけしてくれるだけだった。そのようにタイ語を習い始めましたが、最も難しいのが声調であった。いくら録音されている発音をしても、私の声調が正確でなくてタイの人々が私の言葉を聞き取れなかった。

 

(「ありがとうございます」    

タイ語では ขอบคุณ と自動翻訳で出てきます。コップン、と聞こえます)

 

 ・・・4話最終回に続く

 

原文はグッドニュース宣教会の韓国語のホームページにあります。