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パク・オクス牧師 証集 「からし種ひと粒」 6 ただ、聖書勉強を始めてください

パク・オクス牧師 証集 「からし種ひと粒」 (韓国語初版2007年2月26日)

日本語訳は無いので、個人的に翻訳しました。

 

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パクオクス牧師が経験した神様と信仰の人生のともしび

エス様一人だけを見つめて歩んできた信仰の道40年余り空腹もか弱さもイエス様の中で、すべて輝かしい証を結ばせた。 キリストの香りが漂う物語

 

6 ただ、聖書勉強を始めてください

 

アッコクトンで3年くらい伝道していたが主は私を居昌(コチャン)に送られた。居昌に行く前にソン姉妹に挨拶をして行かなくてはいけないのだが、姉妹が商売に出かけていて会うことができなかった。何日か待っていたがこれ以上いることができなくて、荷造りして居昌に向かった。数日後姉妹が戻ってきて、私の家におかずを持ってきたが、私がいないし台所にお釜もないのでとても驚いた。

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「居昌に行った」という話を聞いて私に会いにあてもなく居昌に探しにきた。その日は市場の日で私は町の市場で伝道していた。賛美歌を歌い人々を集め大声を出して伝道して伝道誌も配った。そのように伝道しているときに道で姉妹と会った。お互いにどれほどうれしかったかわからなかった。人々がみんな見ている道に自転車を立てふたりでお祈りをした。一緒に昼ごはんでも買って食べればよかったけれど、そのような状況ではなく交わりをした後家に帰した。

 

「伝道師もおられないのに私ひとり残ってどうして信仰生活をするのですか」

「人々を集めて聖書勉強をしてください。福音を伝えることです」

「私はできません。私が聖書を知らなければいけません」

「聖書勉強を始めれば神様が助けます」

「私はできません。日本からもどってきて間もないし、韓国語もできないし・・・」

「あの、ただ聖書勉強をされてください。神様が助けますよ、助けませんか」

「それでも、できません」

「難しくてもやれば姉妹は信仰で生きます。必ず神様が助けられます」

居昌からアッコクトンまで15㎞くらいの距離で、今は乗用車で10~20分くらいしかかからないが、歩いて行くにはかなりの遠い距離だった。そのうえ歩いて行くと車が通り過ぎると砂利が跳ねるため避けて、また雨が降った後は泥水が跳ねて、居昌まで行き来するのは疲れることだった。だから

「ただ姉妹を置いてはいけない」と思い姉妹に聖書勉強をしなさいと強く勧めた。

 

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ある日の夜私はバスに乗りアッコクトンに行き、ソン姉妹が家で聖書勉強をどのようにしているかこっそり探ってみた。石を積み上げて作った小さな一つの部屋に油つぼの火を灯して、子供たち10人あまり集まって集会をもっていた。暦の裏面に児童の賛美歌を書き留めて、曲がまったく合っていない賛美歌を歌い御言葉を伝えた。すべてが下手くそで

「あんなふうでできるのかな」という思いがした。姉妹に来ましたという話はせずに、居昌(コチャン)に戻った。

 

しかし、神様は姉妹を通してたくさんの働きをなされた。ある時はある婦人が自分の子供を探しにその家に着いて、窓のすきまから御言葉を聞いたのだが、心に感動を受けたあと御言葉をまた聞いて救われた。そのように一人二人救われると、アッコクトンの隣のコンビンという村の大人たちは姉妹を迫害し始めた。

「お前は私たちが信じない西洋の宗教を持ってきてしきりに広めるのか」

村の大人たちはみんな集まり姉妹を座らせて、裁判を起こすのだった。アッコクトンは格別に鬼神が多く家々では迷信に仕えていた。姉妹は

「その時神様が知恵をくださり大人たちの話に勝つことができた」と証をした。

 

姉妹を通してその村の鬼神に取りつかれた人たちがおおぜい治った。救われる人たちも多く起きた。パク・ジョンホ兄弟は肺結核で死ぬところだったが、ソン姉妹の祈りと伝道で生きて救われ、肺結核で家族から捨てられた弟のパク・ヒジン兄弟も姉妹から福音を聞いて救われそのあと体も治り、今は牧師になった。その方を通して神様が働かれた事々を見ると、感謝する心をすべて言葉では言い尽くすことができない。

  

続く >>>7 神様は魚たちもあのように守られるので(作成中)